月曜日

UNITED93(ユナイテッド93)

キャスト:-
ストーリー:-
映像:-
総合:-
評価:-






2006年・アメリカ

監督:
  • ポール・グリーングラス
主演:
  • ハリド・アブダラ
出演:
  • ポリー・アダムス、オパル・アラディン、ルイス・アルサマリ、デヴィッド・アラン・ブッシェほか

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これはドキュメンタリー映画なので(少なくとも僕はそう解釈しているので)映画作品としての点数は付けられません。それ以前に、たとえこの作品がドキュメンタリーとして作っていなくても、この内容に点数を付ける事なんて出来ません。

この作品に関しては、作品の出来に対するコメントはありません。映画が終了してから、しばらくの間映画館の中は静寂に包まれ、観客は皆微動だにしませんでした。この映画を見た人はそれぞれに考えたでしょう。考えるべきです。実際テロや戦争などの心配をしていない私達日本人でも、この作品を見て感じる事はきっとあるはずです。

映画作品として、見ろとは言いません。が、映画という形である以上、かなり衝撃を受けた作品です。

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DA VINCI CODE(ダヴィンチコード)

キャスト:75
ストーリー:70
映像:75
総合:73
評価:AA






2005年・アメリカ

監督:
  • ロン ハワード
主演:
  • トム ハンクス
出演:
  • オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリーナ、ユルゲン・プロホノフほか

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大ヒットの原作をほぼそのまま映画化した作品。

原作はダン ブラウン。監督は「アポロ13」等でもトムハンクスと一緒にやっている大物ロン ハワード。主演はご存知トム ハンクス。
ヒロイン役に「アメリ」のオドレイ トウトウ。原作はかなり面白く、ハマりましたが(ダン先生の作品は全て読ませていただいておりまする。)、なぜだろう、映画はあまり面白く感じなかった。大体原作通りに作っているんだけどなあ。原作を読んだときののめり込み感が、映画には感じられませんでした。。あまりにも忠実すぎたところが原因でしょうか。

キャストは、俳優自体は文句なしですが、原作のイメージとトムはイメージが違いました(僕だけか?)。ただし、続編の「天使と悪魔」などを見ていくと、その違和感もなくなってきました。

ルーブル美術館で実際に撮影してるのは凄い。夜間の撮影のみ許可されたらしい。ルーブルの作品は偽物を使っているのは仕方ないが、それにしてもモナリザはショボくないか?

特におすすめする気にはなりませんが、大作として、それなりに楽しめるし、見といて損はない一品。なんだかんだで僕も3回は見ています!!
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V FOR VENDETTA(ヴィ フォー ヴェンデッタ)

キャスト:60
ストーリー:60
映像:60
総合:60
評価:A






2005年・アメリカ

監督:
  • ジェイムズ マクティーズ
主演:
  • ナタリー ポートマン
出演:
  • ヒューゴ ウィービング、スティーブン レイ、ジョン ハートほか

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「レオン」のナタリーポートマン主演の映画。単純にヒーローものですが、「政治色の強いサスペンスアクション映画」といった感じか。

冒頭の中世の話が最後までよく分からなかったのでちょっと調べましたが、あの中世の話は事実で、議事堂の爆破を未然に防いだ記念日としてイギリスでは実際に11月5日が祝日になっているそうです。あの仮面はその犯人を表す仮面だそうで、イギリス人にはなじみ深いんだと。今でも11月5日にはかがり火を焚き、あのマスクを付けたりするそうです。それが分かっていれば、アナーキーなヒーロー映画としてもっと面白く見れたと。みんなその内容を知っているのかどうか分かりませんが、内輪ネタの「あるある映画」になっちまってますね。

しかしなぜヒーローものの主人公はこんなに金持ちなのであろうか。今回は特に金持ちの理由も全く触れず、分からないとこは山ほどあるが、それを求めるのは酷か。まあ個人的に主人公のVは好きです。実はあれを演じてるのはヒューゴ ウィービングですが(マトリックスで、キアヌと伝説的なコミカルアクションを繰り広げた、敵のエージェント役をやってた人ですね)、なんと最後まで素顔を一度も出しません。じゃあ誰でもいいじゃんと。マトリックス等に関わったスタッフも結構いるだけに、アクションシーンなどは楽しめます。男だからか、強いヒーローってやっぱいいですね。

作中で丸坊主にしたナタリーの役者根性にも拍手。

総評としては、まあ普通に楽しめる映画かな。でも特に凄い楽しい訳ではなく、凄いカッコいい訳ではなく、といった感じか。

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MIAMI VICE(マイアミ バイス)

キャスト:60
ストーリー:45
映像:50
総合:52
評価:B






2006年・アメリカ

監督:
  • マイケル マン
主演:
  • コリン ファレル、ジェイミーフォックス
出演:
  • コン・リー、ナオミ・ハリス、シアラン・ハインズ、ジャスティン・セロー、バリー・シャバカ・ヘンリー、ルイス・トサル、ジョン・オーティス、エリザベス・ロドリゲス他

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20数年前の伝説のテレビドラマ「マイアミ バイス」の映画化。平たく言えば囮捜査官のアクション物語で、当然こういう映画にはつきものの、女にうつつを抜かして恋に落ち、結果危ない目に遭うという、まさに王道のストーリー展開。何のヒネリもありません。

この映画はもう主演の2人に尽きる。カッコええ。個人的にはジェイミーフォックスファンなのでかなりかっこ良かったです。もっとジェイミーフォックス寄りの話にして欲しかった。。

全然面白くなかったという女の人もいたので、やっぱりこの手の映画は男向けだなと。2人の所属する組織があやふやでよく分かんなかったのと、事件への巻き込まれ方がやや強引なところ、仲間の人手が少ない割に都合良く動き過ぎなど、細かい文句は沢山ありますが、かっこ良くて強くてモテるこの2人を観るためだけの映画です。

リンキンの昔の歌が主題歌っぽくCMで流れててかっこ良かったが、最初に数秒間流れただけだった。。。

ジェイミーフォックスの彼女役の黒人女優はナオミ ハリスで、「パイレーツ」でジョニーデップの元カノの、メッチャ目が充血している呪術士?の人です。全然分からんかった。刑事もの好きな人には良いんじゃないか。踊る何たら線なんかよりはよっぽど面白い。そんなのと比べちゃかわいそうか。。

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水曜日

インサイド・マン

キャスト:60
ストーリー:40
映像:55
総合:52
評価:B






2006年・アメリカ

監督:
  • スパイク・リー
主演:
  • デンゼル・ワシントン
出演:
  • ジョディ・フォスター、クライブ・オーウェン他

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スパイクリー監督のスタイリッシュ・サスペンス映画。デンゼルやジョディなどアカデミー級の出演陣で、「~」というふれこみの完全銀行強盗犯罪を描いた作品。題名の「インサイド・マン」の意味は最後の最後で分かります。

はっきり言ってこの映画は失敗作です。スパイクリーのこだわりは随所に見えます。超A級の俳優陣を起用しつつも、それぞれを主張しすぎずに、うまくバランスをとったり、カメラワークにこだわったり。それだけにもったいない内容です。。まずキャスト。上記したような意図があるとしても、映画を見ている人達はもっと期待してしまうのが正直なところです。細かい演技(例えば目線での演技)はさすがという内容で全体のバランスもうまく取っているんです
が、このストーリーに合っていない。ここにとてもギャップを感じてしまいます。

劇のフィールドも狭く、ほとんどが同じ場所での話で動きがない。この手法をとるなら、もっとフィールドに動きがあり、内容の変化にも富んだ脚本でやったほうが観客に上手く意図が伝わるはずです。正直言ってこのストーリーにジョディは必要ありません。むりやり割り込ませた感が否めません。だったらクライブとデンゼルでもっと緊迫した一騎打ちを展開させた方が全然楽しめたはずです。だって、この脚本は完全犯罪を行う頭のキレる犯罪者と犯人交渉のスペシャリストの駆け引きを描いた作品なのだから。

次にストーリー。なんか上手くやったようでしたが、全然犯人のやり方はスタイリッシュでも何でも無く、「映画だからこそ成功した」って感じですね。犯人が失敗する要素は幾らでも考えられ、「どこが完全犯罪じゃい!」といった感じです。大体最後のオチだって、気づくヤツは気づくだろ~という気もします。銀行に侵入してからずっと掘っていた穴も、ただの「便所」ですからね。簡易便所でも持ってきゃいいじゃねえか!穴じゃ臭くて絶対気が狂うはず。。また妙に人道的だったり、甘い要素もたっぷりです。それに人質全員に同じ格好をさせて目を眩ませるなんて全然目新しいやり方でも何でもないし。ハデじゃないからスタイリッシュという訳ではありませんよ。

しかも銀行の会長の過去を目の敵にしてその会長のダイヤを盗むのも、なぜそんなに目の敵にしているのかにも全く触れず。犯人の素性や動機がいまいちハッキリせず、犯人サイドにのめり込めない。

この映画の失敗の原因は、ズバリ「ターゲットと構成の矛盾」です。映画筋ではなかなか高い評価を受けているようですが、それは前述したような細かいテクニックがあるから。玄人向けに作るのは勝手ですが、見る人の大半は素人なのです。全国公開映画を作る以上、一方通行の映画ではどんなにこだわった内容でも観客には伝わりません。
まあこれは映画だけじゃなくてどの業界でも同じ事ですが。。ターゲット(観客)を楽しませて(観客が分かるように)かつ、その上で監督のこだわりや細かいテクニックを駆使してこそ一流の監督であり一流の映画と言えるのです。そこんところを分かっていなかったのか、というのがこの映画をみた感想です。

P.S 
劇中の犯人たちがお互いの事をスティーブ・Oと呼び合っているのにはウケました(分かる人には分かるはず)

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ワールド・トレード・センター

キャスト:-
ストーリー:-
映像:-
総合:-
評価:-






2006年・アメリカ

監督:
  • オリバー・ストーン
主演:
  • ニコラス・ケイジ
出演:
  • マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ペロほか

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2001年9月11日のテロ時、生き埋めになった2人の警察官が救出された実話に元づいて描かれた~監督のドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーでありその対象がテロなので、ユナイテッド93と同じく今回も未採点にさせて頂きます。
個人的な意見ですが、ドキュメンタリーと言えど、どんなに忠実に事実に対して作っていても、カメラを通してその「作品」を作っている以上、「純粋な事実ではなくなる」というのが私の考えです。そこには意図しようとしなかろうと、少なからず第三者の主観が必ず入ってしまいます。実際に救出された二人の証言に基づいて作っているといっていたので、ストーリーの組み立て方も忠実に証言に基づいているのであれば、私のこれから述べる事は無意味になります。その真偽は分かりませんし、調べてもないので、あくまで証言に基づいて、構成に関しては第三者(監督その他)の意向が取り入れられているという前提のもとでの感想になります。

正直この映画を見ながら、かなり退屈してしまったのが事実です。構成がなんとも。。現実と回想シーンがおり混ざるのですが、その繋ぎ方が若干不自然というか、もっとうまいつなげ方も出来たんじゃないかという感じが全体的にします。夫の帰りを待ち、安否を気にする家族の心境や行動などはかなりリアルで、またビルの崩壊や迫りくる恐怖もとてもリアルに描かれています。

またニコラスの演技はあいかわらず良いです。ほとんどが生き埋め状態で動きが無く、顔だけで演技をしているのですが、その存在感はかなりのもの。もう一人の~もいい演技をします。ま24に出ているロジャー・クロス もちょい役で出ています(医者役で最後に10秒くらいしか出ていませんが。。)

やたらとテロに対しての非難をする訳でもなく、残虐なシーンもない。飛行機がビツに突撃するシーンも描かれず、そこらへんは意識して作っているのかなという感じがします。

その分、この映画を見て感じたのは人々の「悪い面」ではなく、「良い面」です。危険を顧みず、一般の人でも死を覚悟してみんなで生存者を助ける。人間のあるべき姿を今一度考えさせられる作品です。もし自分があの場にいたなら、同じ行動がとれるだろうか、と思わず考えてしまいました。

ストーリーの構成にのめり込めなかった反面、ストーリー以外の事にまで色々と思いを広げてしまうというのは、ドキュメンタリーとしては大変成功しているのかもしれません。だって、ドキュメンタリーの目的はその作品を「見せる」事ではなくて、その作品を見せる事によって、見た人が「感じ、考える」ことだから。

そういった意味では、とてもすばらしい映画と言えます。みんながみんなの事を考えられる日を、世界中の人々が共に笑える日を、みんなで「作って」いかなくては行けませんね。そんなことまで考えさせられてしまった、そんな映画です。

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グリーンマイル

キャスト:40
ストーリー:30
映像:15
総合:28
評価:D






1999年・アメリカ

監督:
  • フランク・ダラボン
主演:
  • トム・ハンクス
出演:
  • デヴィッド・モース 、ボニー・ハント 、マイケル・クラーク・ダンカン 、ジェームズ・クロムウェル 、マイケル・ジェッターほか

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正直あんまり好きじゃありません。この監督、「ショーシャンクの空に」をはじめ数々のヒット作を生み出しているのですが、この作品は何度見てもあんまり面白くないなぁと感じてしまいます。確かに感動ものなんだろうけど、グッと来ないんよ。僕には。全く泣けなかったし。中途半端に理不尽で、中途半端に感動あり、中途半端にファンタジーあり。って感じです。

主演はトム・ハンクス。もはや説明不要の大物ですね。こんなこと言っちゃ何ですが、この役はハンクスじゃなくてもいいんじゃねぇの?と見る度思ってしまいます。頭の中で「トムハンクス以外があの役を演じていたら~」と想像しても普通に想像出来ちゃうんよ。
強烈なのは超能力者で黒人のマイケル・クラーク・ダンカンですね。ボブ・サップじゃねぇの?というような風貌の持ち主です。この映画の前にも2~3本出ていますが、これでヒットした俳優です。最近では「シン・シティ」や「アイランド」などに出てますね。
映画では「どんだけデケェんだよっ」と思わせるくらいデカくみえますが、実際は195cm(193cmだっけな)しかないんです。ちょっと意外ですね。カメラワークや大道具・小道具の使い方であんなに上手く見せられるんですね。
トムの同僚役でデヴィッド・モースも出ていますが、この人は「ダンサー・インザ・ダーク」以来、かなりいや~なイメージが僕の中で消えないんで、いい人役を演じてると場合は特に、「最後には裏切るんじゃないのか??」みたいに思ってしまいます。(そんだけダンサー~が強烈だったって事です)

ストーリーに関しては、あんまり面白くないかなぁと。いい話なんですけどね。よくある話っちゃよくある話だし。

なにより一番気になるのはあの「ハエ」。毒素?みたいなのを表したものなんですけど、そのハエを口から口へ移すんですよ。ワッシャーって。そのハエ(ハエじゃないかと思うんですが、どう見てもハエなんですよ)の表現が分からなくって。。ハエを取り込んだ黒人がゴホゴホと咳をして苦しむんですが、「そんだけハエを食えばそりゃ苦しいわな」と思ってしまいます。俺だけか??

前評判はかなり良さげに見えたんで、期待しすぎた感が否めない一本です。うぃ。

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