ストーリー:-
映像:-
総合:-
評価:-
2006年・アメリカ
監督:
- オリバー・ストーン
- ニコラス・ケイジ
- マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ペロほか
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2001年9月11日のテロ時、生き埋めになった2人の警察官が救出された実話に元づいて描かれた~監督のドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーでありその対象がテロなので、ユナイテッド93と同じく今回も未採点にさせて頂きます。
個人的な意見ですが、ドキュメンタリーと言えど、どんなに忠実に事実に対して作っていても、カメラを通してその「作品」を作っている以上、「純粋な事実ではなくなる」というのが私の考えです。そこには意図しようとしなかろうと、少なからず第三者の主観が必ず入ってしまいます。実際に救出された二人の証言に基づいて作っているといっていたので、ストーリーの組み立て方も忠実に証言に基づいているのであれば、私のこれから述べる事は無意味になります。その真偽は分かりませんし、調べてもないので、あくまで証言に基づいて、構成に関しては第三者(監督その他)の意向が取り入れられているという前提のもとでの感想になります。
正直この映画を見ながら、かなり退屈してしまったのが事実です。構成がなんとも。。現実と回想シーンがおり混ざるのですが、その繋ぎ方が若干不自然というか、もっとうまいつなげ方も出来たんじゃないかという感じが全体的にします。夫の帰りを待ち、安否を気にする家族の心境や行動などはかなりリアルで、またビルの崩壊や迫りくる恐怖もとてもリアルに描かれています。
またニコラスの演技はあいかわらず良いです。ほとんどが生き埋め状態で動きが無く、顔だけで演技をしているのですが、その存在感はかなりのもの。もう一人の~もいい演技をします。ま24に出ているロジャー・クロス もちょい役で出ています(医者役で最後に10秒くらいしか出ていませんが。。)
やたらとテロに対しての非難をする訳でもなく、残虐なシーンもない。飛行機がビツに突撃するシーンも描かれず、そこらへんは意識して作っているのかなという感じがします。
その分、この映画を見て感じたのは人々の「悪い面」ではなく、「良い面」です。危険を顧みず、一般の人でも死を覚悟してみんなで生存者を助ける。人間のあるべき姿を今一度考えさせられる作品です。もし自分があの場にいたなら、同じ行動がとれるだろうか、と思わず考えてしまいました。
ストーリーの構成にのめり込めなかった反面、ストーリー以外の事にまで色々と思いを広げてしまうというのは、ドキュメンタリーとしては大変成功しているのかもしれません。だって、ドキュメンタリーの目的はその作品を「見せる」事ではなくて、その作品を見せる事によって、見た人が「感じ、考える」ことだから。
そういった意味では、とてもすばらしい映画と言えます。みんながみんなの事を考えられる日を、世界中の人々が共に笑える日を、みんなで「作って」いかなくては行けませんね。そんなことまで考えさせられてしまった、そんな映画です。
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