月曜日

UNITED93(ユナイテッド93)

キャスト:-
ストーリー:-
映像:-
総合:-
評価:-






2006年・アメリカ

監督:
  • ポール・グリーングラス
主演:
  • ハリド・アブダラ
出演:
  • ポリー・アダムス、オパル・アラディン、ルイス・アルサマリ、デヴィッド・アラン・ブッシェほか

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これはドキュメンタリー映画なので(少なくとも僕はそう解釈しているので)映画作品としての点数は付けられません。それ以前に、たとえこの作品がドキュメンタリーとして作っていなくても、この内容に点数を付ける事なんて出来ません。

この作品に関しては、作品の出来に対するコメントはありません。映画が終了してから、しばらくの間映画館の中は静寂に包まれ、観客は皆微動だにしませんでした。この映画を見た人はそれぞれに考えたでしょう。考えるべきです。実際テロや戦争などの心配をしていない私達日本人でも、この作品を見て感じる事はきっとあるはずです。

映画作品として、見ろとは言いません。が、映画という形である以上、かなり衝撃を受けた作品です。

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DA VINCI CODE(ダヴィンチコード)

キャスト:75
ストーリー:70
映像:75
総合:73
評価:AA






2005年・アメリカ

監督:
  • ロン ハワード
主演:
  • トム ハンクス
出演:
  • オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリーナ、ユルゲン・プロホノフほか

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大ヒットの原作をほぼそのまま映画化した作品。

原作はダン ブラウン。監督は「アポロ13」等でもトムハンクスと一緒にやっている大物ロン ハワード。主演はご存知トム ハンクス。
ヒロイン役に「アメリ」のオドレイ トウトウ。原作はかなり面白く、ハマりましたが(ダン先生の作品は全て読ませていただいておりまする。)、なぜだろう、映画はあまり面白く感じなかった。大体原作通りに作っているんだけどなあ。原作を読んだときののめり込み感が、映画には感じられませんでした。。あまりにも忠実すぎたところが原因でしょうか。

キャストは、俳優自体は文句なしですが、原作のイメージとトムはイメージが違いました(僕だけか?)。ただし、続編の「天使と悪魔」などを見ていくと、その違和感もなくなってきました。

ルーブル美術館で実際に撮影してるのは凄い。夜間の撮影のみ許可されたらしい。ルーブルの作品は偽物を使っているのは仕方ないが、それにしてもモナリザはショボくないか?

特におすすめする気にはなりませんが、大作として、それなりに楽しめるし、見といて損はない一品。なんだかんだで僕も3回は見ています!!
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V FOR VENDETTA(ヴィ フォー ヴェンデッタ)

キャスト:60
ストーリー:60
映像:60
総合:60
評価:A






2005年・アメリカ

監督:
  • ジェイムズ マクティーズ
主演:
  • ナタリー ポートマン
出演:
  • ヒューゴ ウィービング、スティーブン レイ、ジョン ハートほか

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「レオン」のナタリーポートマン主演の映画。単純にヒーローものですが、「政治色の強いサスペンスアクション映画」といった感じか。

冒頭の中世の話が最後までよく分からなかったのでちょっと調べましたが、あの中世の話は事実で、議事堂の爆破を未然に防いだ記念日としてイギリスでは実際に11月5日が祝日になっているそうです。あの仮面はその犯人を表す仮面だそうで、イギリス人にはなじみ深いんだと。今でも11月5日にはかがり火を焚き、あのマスクを付けたりするそうです。それが分かっていれば、アナーキーなヒーロー映画としてもっと面白く見れたと。みんなその内容を知っているのかどうか分かりませんが、内輪ネタの「あるある映画」になっちまってますね。

しかしなぜヒーローものの主人公はこんなに金持ちなのであろうか。今回は特に金持ちの理由も全く触れず、分からないとこは山ほどあるが、それを求めるのは酷か。まあ個人的に主人公のVは好きです。実はあれを演じてるのはヒューゴ ウィービングですが(マトリックスで、キアヌと伝説的なコミカルアクションを繰り広げた、敵のエージェント役をやってた人ですね)、なんと最後まで素顔を一度も出しません。じゃあ誰でもいいじゃんと。マトリックス等に関わったスタッフも結構いるだけに、アクションシーンなどは楽しめます。男だからか、強いヒーローってやっぱいいですね。

作中で丸坊主にしたナタリーの役者根性にも拍手。

総評としては、まあ普通に楽しめる映画かな。でも特に凄い楽しい訳ではなく、凄いカッコいい訳ではなく、といった感じか。

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MIAMI VICE(マイアミ バイス)

キャスト:60
ストーリー:45
映像:50
総合:52
評価:B






2006年・アメリカ

監督:
  • マイケル マン
主演:
  • コリン ファレル、ジェイミーフォックス
出演:
  • コン・リー、ナオミ・ハリス、シアラン・ハインズ、ジャスティン・セロー、バリー・シャバカ・ヘンリー、ルイス・トサル、ジョン・オーティス、エリザベス・ロドリゲス他

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20数年前の伝説のテレビドラマ「マイアミ バイス」の映画化。平たく言えば囮捜査官のアクション物語で、当然こういう映画にはつきものの、女にうつつを抜かして恋に落ち、結果危ない目に遭うという、まさに王道のストーリー展開。何のヒネリもありません。

この映画はもう主演の2人に尽きる。カッコええ。個人的にはジェイミーフォックスファンなのでかなりかっこ良かったです。もっとジェイミーフォックス寄りの話にして欲しかった。。

全然面白くなかったという女の人もいたので、やっぱりこの手の映画は男向けだなと。2人の所属する組織があやふやでよく分かんなかったのと、事件への巻き込まれ方がやや強引なところ、仲間の人手が少ない割に都合良く動き過ぎなど、細かい文句は沢山ありますが、かっこ良くて強くてモテるこの2人を観るためだけの映画です。

リンキンの昔の歌が主題歌っぽくCMで流れててかっこ良かったが、最初に数秒間流れただけだった。。。

ジェイミーフォックスの彼女役の黒人女優はナオミ ハリスで、「パイレーツ」でジョニーデップの元カノの、メッチャ目が充血している呪術士?の人です。全然分からんかった。刑事もの好きな人には良いんじゃないか。踊る何たら線なんかよりはよっぽど面白い。そんなのと比べちゃかわいそうか。。

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水曜日

インサイド・マン

キャスト:60
ストーリー:40
映像:55
総合:52
評価:B






2006年・アメリカ

監督:
  • スパイク・リー
主演:
  • デンゼル・ワシントン
出演:
  • ジョディ・フォスター、クライブ・オーウェン他

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スパイクリー監督のスタイリッシュ・サスペンス映画。デンゼルやジョディなどアカデミー級の出演陣で、「~」というふれこみの完全銀行強盗犯罪を描いた作品。題名の「インサイド・マン」の意味は最後の最後で分かります。

はっきり言ってこの映画は失敗作です。スパイクリーのこだわりは随所に見えます。超A級の俳優陣を起用しつつも、それぞれを主張しすぎずに、うまくバランスをとったり、カメラワークにこだわったり。それだけにもったいない内容です。。まずキャスト。上記したような意図があるとしても、映画を見ている人達はもっと期待してしまうのが正直なところです。細かい演技(例えば目線での演技)はさすがという内容で全体のバランスもうまく取っているんです
が、このストーリーに合っていない。ここにとてもギャップを感じてしまいます。

劇のフィールドも狭く、ほとんどが同じ場所での話で動きがない。この手法をとるなら、もっとフィールドに動きがあり、内容の変化にも富んだ脚本でやったほうが観客に上手く意図が伝わるはずです。正直言ってこのストーリーにジョディは必要ありません。むりやり割り込ませた感が否めません。だったらクライブとデンゼルでもっと緊迫した一騎打ちを展開させた方が全然楽しめたはずです。だって、この脚本は完全犯罪を行う頭のキレる犯罪者と犯人交渉のスペシャリストの駆け引きを描いた作品なのだから。

次にストーリー。なんか上手くやったようでしたが、全然犯人のやり方はスタイリッシュでも何でも無く、「映画だからこそ成功した」って感じですね。犯人が失敗する要素は幾らでも考えられ、「どこが完全犯罪じゃい!」といった感じです。大体最後のオチだって、気づくヤツは気づくだろ~という気もします。銀行に侵入してからずっと掘っていた穴も、ただの「便所」ですからね。簡易便所でも持ってきゃいいじゃねえか!穴じゃ臭くて絶対気が狂うはず。。また妙に人道的だったり、甘い要素もたっぷりです。それに人質全員に同じ格好をさせて目を眩ませるなんて全然目新しいやり方でも何でもないし。ハデじゃないからスタイリッシュという訳ではありませんよ。

しかも銀行の会長の過去を目の敵にしてその会長のダイヤを盗むのも、なぜそんなに目の敵にしているのかにも全く触れず。犯人の素性や動機がいまいちハッキリせず、犯人サイドにのめり込めない。

この映画の失敗の原因は、ズバリ「ターゲットと構成の矛盾」です。映画筋ではなかなか高い評価を受けているようですが、それは前述したような細かいテクニックがあるから。玄人向けに作るのは勝手ですが、見る人の大半は素人なのです。全国公開映画を作る以上、一方通行の映画ではどんなにこだわった内容でも観客には伝わりません。
まあこれは映画だけじゃなくてどの業界でも同じ事ですが。。ターゲット(観客)を楽しませて(観客が分かるように)かつ、その上で監督のこだわりや細かいテクニックを駆使してこそ一流の監督であり一流の映画と言えるのです。そこんところを分かっていなかったのか、というのがこの映画をみた感想です。

P.S 
劇中の犯人たちがお互いの事をスティーブ・Oと呼び合っているのにはウケました(分かる人には分かるはず)

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ワールド・トレード・センター

キャスト:-
ストーリー:-
映像:-
総合:-
評価:-






2006年・アメリカ

監督:
  • オリバー・ストーン
主演:
  • ニコラス・ケイジ
出演:
  • マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ペロほか

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2001年9月11日のテロ時、生き埋めになった2人の警察官が救出された実話に元づいて描かれた~監督のドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーでありその対象がテロなので、ユナイテッド93と同じく今回も未採点にさせて頂きます。
個人的な意見ですが、ドキュメンタリーと言えど、どんなに忠実に事実に対して作っていても、カメラを通してその「作品」を作っている以上、「純粋な事実ではなくなる」というのが私の考えです。そこには意図しようとしなかろうと、少なからず第三者の主観が必ず入ってしまいます。実際に救出された二人の証言に基づいて作っているといっていたので、ストーリーの組み立て方も忠実に証言に基づいているのであれば、私のこれから述べる事は無意味になります。その真偽は分かりませんし、調べてもないので、あくまで証言に基づいて、構成に関しては第三者(監督その他)の意向が取り入れられているという前提のもとでの感想になります。

正直この映画を見ながら、かなり退屈してしまったのが事実です。構成がなんとも。。現実と回想シーンがおり混ざるのですが、その繋ぎ方が若干不自然というか、もっとうまいつなげ方も出来たんじゃないかという感じが全体的にします。夫の帰りを待ち、安否を気にする家族の心境や行動などはかなりリアルで、またビルの崩壊や迫りくる恐怖もとてもリアルに描かれています。

またニコラスの演技はあいかわらず良いです。ほとんどが生き埋め状態で動きが無く、顔だけで演技をしているのですが、その存在感はかなりのもの。もう一人の~もいい演技をします。ま24に出ているロジャー・クロス もちょい役で出ています(医者役で最後に10秒くらいしか出ていませんが。。)

やたらとテロに対しての非難をする訳でもなく、残虐なシーンもない。飛行機がビツに突撃するシーンも描かれず、そこらへんは意識して作っているのかなという感じがします。

その分、この映画を見て感じたのは人々の「悪い面」ではなく、「良い面」です。危険を顧みず、一般の人でも死を覚悟してみんなで生存者を助ける。人間のあるべき姿を今一度考えさせられる作品です。もし自分があの場にいたなら、同じ行動がとれるだろうか、と思わず考えてしまいました。

ストーリーの構成にのめり込めなかった反面、ストーリー以外の事にまで色々と思いを広げてしまうというのは、ドキュメンタリーとしては大変成功しているのかもしれません。だって、ドキュメンタリーの目的はその作品を「見せる」事ではなくて、その作品を見せる事によって、見た人が「感じ、考える」ことだから。

そういった意味では、とてもすばらしい映画と言えます。みんながみんなの事を考えられる日を、世界中の人々が共に笑える日を、みんなで「作って」いかなくては行けませんね。そんなことまで考えさせられてしまった、そんな映画です。

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グリーンマイル

キャスト:40
ストーリー:30
映像:15
総合:28
評価:D






1999年・アメリカ

監督:
  • フランク・ダラボン
主演:
  • トム・ハンクス
出演:
  • デヴィッド・モース 、ボニー・ハント 、マイケル・クラーク・ダンカン 、ジェームズ・クロムウェル 、マイケル・ジェッターほか

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正直あんまり好きじゃありません。この監督、「ショーシャンクの空に」をはじめ数々のヒット作を生み出しているのですが、この作品は何度見てもあんまり面白くないなぁと感じてしまいます。確かに感動ものなんだろうけど、グッと来ないんよ。僕には。全く泣けなかったし。中途半端に理不尽で、中途半端に感動あり、中途半端にファンタジーあり。って感じです。

主演はトム・ハンクス。もはや説明不要の大物ですね。こんなこと言っちゃ何ですが、この役はハンクスじゃなくてもいいんじゃねぇの?と見る度思ってしまいます。頭の中で「トムハンクス以外があの役を演じていたら~」と想像しても普通に想像出来ちゃうんよ。
強烈なのは超能力者で黒人のマイケル・クラーク・ダンカンですね。ボブ・サップじゃねぇの?というような風貌の持ち主です。この映画の前にも2~3本出ていますが、これでヒットした俳優です。最近では「シン・シティ」や「アイランド」などに出てますね。
映画では「どんだけデケェんだよっ」と思わせるくらいデカくみえますが、実際は195cm(193cmだっけな)しかないんです。ちょっと意外ですね。カメラワークや大道具・小道具の使い方であんなに上手く見せられるんですね。
トムの同僚役でデヴィッド・モースも出ていますが、この人は「ダンサー・インザ・ダーク」以来、かなりいや~なイメージが僕の中で消えないんで、いい人役を演じてると場合は特に、「最後には裏切るんじゃないのか??」みたいに思ってしまいます。(そんだけダンサー~が強烈だったって事です)

ストーリーに関しては、あんまり面白くないかなぁと。いい話なんですけどね。よくある話っちゃよくある話だし。

なにより一番気になるのはあの「ハエ」。毒素?みたいなのを表したものなんですけど、そのハエを口から口へ移すんですよ。ワッシャーって。そのハエ(ハエじゃないかと思うんですが、どう見てもハエなんですよ)の表現が分からなくって。。ハエを取り込んだ黒人がゴホゴホと咳をして苦しむんですが、「そんだけハエを食えばそりゃ苦しいわな」と思ってしまいます。俺だけか??

前評判はかなり良さげに見えたんで、期待しすぎた感が否めない一本です。うぃ。

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フロム・ダスク・ティル・ドーン

キャスト:65
ストーリー:70
映像:65
総合:67
評価:A






1996年・アメリカ

監督:
  • ロバート・ロドリゲス
主演:
  • ジョージ・クルーニー
出演:
  • クエンティン・タランティーノ 、ジュリエット・ルイス 、ハーヴェイ・カイテル、サルマ・ハエック 、フレッド・ウィリアムソンほか

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クエンティン・タランティーノが脚本を書き、「デスペラード」のロバート・ロドリゲスが演出したアクション・ホラー。激おもしろいです。ただし!大抵の人は面白くないと感じるので注意!それでも見たいやつだけ見ればいい。

もうね、自分は大好きですわ。最初に見たときの衝撃と言ったら!!ジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノが凶悪な銀行強盗役で、キャンピングカーで旅をしている元神父の親子を人質にとってメキシコに逃亡するんだけど、途中までは残虐な兄弟犯のクライム映画かと思いきや、とあるクラブ(バー?のような)に着いた途端、話が180度ひっくり返りますから!!

内容も言っちゃいたいけどお前らのために言わないでやる!自分で見て確認せよ。そしてハマれ! ほんとうに「えっ??」て感じの展開になります。そこからはもうただのアクション物ですわ。犯罪者も神父もみんなで力を合わせて悪を倒す、みたいな。

ストーリーはお世辞にも高得点が取れる内容じゃないですが、超個人的にえこひいきで点数つけています。
個人的なジャンルとしは「コメディー」です。マトリックスも同じジャンルです。個人的に。
ちなみにシリーズもので2,3と出ています。

とにかく面白い。けど気合入れてみないこと。肩の力を抜いて、マッサージ的な感じで。

「レンタルビデオ屋に借りに行ったけど全然借りたいもんねぇなぁ」ぐらいの気持ちの時に借りて見ることをお勧めします。。。
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レジェンド・オブ・メキシコ/デスぺラード

キャスト:40
ストーリー:20
映像:50
総合:37
評価:C






2003年・アメリカ

監督:
  • ロバート・ロドリゲス
主演:
  • アントニオ・バンデラス
出演:
  • サルマ・ハエック 、ジョニー・デップ 、ミッキー・ローク 、エヴァ・メンデス 、ダニー・トレホほか

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メキシコを舞台にした銃撃戦映画「デスペラード」の続編。前作はかなり好きなんですが、映画のセオリー通り、これも前作の方が面白かったですね。

けっして悪くは無いんですが、今回は「パイレーツ」シリーズでもはや人気絶頂のジョニー・デップが出ています。個人的にこの人の存在が点数を下げている要因になっています。僕はこの映画はアントニオ・バンデラスのための映画だと思ってるんで、バンデラスの魅力が半分くらいしか出ていませんでしたね。ジョニー・デップも決して悪いわけではないのですが、お互いが中途半端に主張してしまって、「どっちが主人公だ?」的な構成になってしまっています。でもデップの演技力はさすが。

ストーリーはひどいです。前作と全く変わっていない。てゆうか前作よりかなりひどい。復讐は変わらず、今回は政治がらみの話で、なんだかんだで最後は「大統領を守る」みたいな展開に。大統領をガードしながら歩くバンデラスを見て、「バンデラスはそんなキャラじゃね~よ~」と悲しんだのは俺だけか。。。それでも節々の銃撃戦では相変わらずシビれさせて頂きましたが。

銃撃戦の映像も前作の方が迫力があったと思います。

この失敗をバネにぜひパート3も作って欲しいと思います。

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デスぺラード

キャスト:70
ストーリー:30
映像:70
総合:57
評価:B






1995年・アメリカ

監督:
  • ロバート・ロドリゲス
主演:
  • アントニオ・バンデラス
出演:
  • サルマ・ハエック 、ヨアキム・デ・アルメイダ 、チーチ・マリン 、スティーヴ・ブシェミ 、カルロス・ゴメスほか

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とてつもない銃撃戦が繰り広げられるバイオレンスアクション映画。もうこの映画はアントニオ・バンデラスのためにあるようなものです。他のキャストはどうでもいいです。ただただバンデラスがカッコいいんです。とてもハンサムではないんだけど、マジでこの人「カッコいいオーラ」が出てるんですよね~。ゾロもそうでしたが、バンデラスだからこそカッコよくなるって映画です。キャストの50点もバンデラス一人でこの点数ですから。総合評価は低いですが、個人的にはめちゃくちゃ好きです。VHS買って何度も見ましたから。

もうね、内容はめちゃくちゃです。恋人を殺され、自分も掌を打たれてギタリストへの道を閉ざされた主人公バンデラスが、ギャングのボスに復讐を果たすというストーリーなんですが、とにかく2時間銃ぶっ放しまくりです。もうね、「ひどい」とか「かわいそう」とか全く感じないです。ありえない強さの主人公(これがまた変に余裕がある強さなんよ。隠れて撃ったりしないで堂々と歩きながら撃ったりね)が、まさに敵を「お掃除」するといった感じです。こんなに乱射しまくりの映画なのに、それを「メキシコ」という独特の雰囲気を上手く使い、全く「不快」に感じさせない作りをする監督の技量も個人的に褒めてやりたいところ。なぜなら、監督はあの「フロムダスク・ティル・ドーン」シリーズのロバート・ロドリゲス。納得です。(詳しくは「フロムダスク・ティル・ドーン」のレビューを見てちょ。ちなみにこの映画は一部のカルト映画好きの間で伝説的な映画になってるらしい。自分も10回は見てます)ちなみにこの監督は他にも「シン・シティ」や「キル・ビル2」、「スパイキッズ」なんかも撮っています。

映像はとにかく銃撃戦。これがなかなか迫力あり、ハラハラありの映像になっています。映像は高得点。テーブルに隠れて敵にばれないように銃を静か~にセットするところなんか、バクバクです。

とにかくね、カッコいいんです。ギターケースから銃がガシャ~ンって飛び出したりね。あと最高にウケるのが、一人で戦うバンデラスが最後に強力な助っ人を2人呼ぶんですが、この2人が超ウケる。ギターケースがそのまま銃になっていて、ひとりがマシンガン、一人がランチャーで。ものすごい銃撃戦のど真ん中でも顔色一つ変えずに乗り込み、堂々と銃をぶっ放す!確かにクレイジーなんですが、ソッコーやられますから!!そのメキシカン魂に溢れる死に様すらも、笑いを通り越してカッコよく思えてしまう、そんな映画です。
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ミニミニ大作戦

キャスト:50
ストーリー:40
映像:55
総合:48
評価:B






2003年・アメリカ

監督:
  • F・ゲイリー・グレイ
主演:
  • マーク・ウォールバーグ
出演:
  • エドワード・ノートン、シャーリーズ・セロン、セス・グリーン、ジェイソン・ステイサム、ドナルド・サザーランドほか

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題名からするとへんなアニメみたいですが、れっきとしたハリウッド映画です。しかも出演陣もなかなか、内容もなかなかといったもの。なぜ「ミニミニ大作戦」かというと、ミニ・クーパーを使った計画だから!なのだ。もうちょっとネーミングを考えてあげればねぇ。日本でももっと売れたと思いますが。。。

主演はマーク・ウォールバーグ。確か「ディパーテッド」でアカデミー賞を受賞してたと思います(助演男優賞だっけ?)。最近は「ザ・シューター 極大射程」に主演しています。この映画は何回も観ましたが、いつも思うのは「この人地味だなぁ~」です。なんかねぇ、華がないんですよね。決して悪いわけじゃないんですよ。でもこういう正義の主人公キャラをやらせるにはちょっとね。顔もハンサムだけど地味だし。。そこだけかな。シャーリーズ・セロンに関してもこの映画では地味だしね。エドワード・ノートンやジェイソン・ステイサムなんかも地味にしていて、特に誰かが目立っているという感じではないので逆にバランスがとれていますね。だからこそ何回も観れるのかも。

ぶっちゃけるとストーリーも結構ありきたりの泥棒映画。裏切った泥棒仲間が泥棒師匠を殺して、復讐のためにかつての泥棒仲間が集まり、その裏切り者の泥棒から金塊を泥棒しちゃおうという、どこまでも泥棒な映画です。でも好き。小さい車を選ぶにしてもなぜミニクーパー?と毎回思っています。どうせならもうチョイ古い型のかわいいクーパーにして欲しかった。。

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ホテル・ルワンダ

キャスト:40
ストーリー:55
映像:45
総合:47
評価:B






2006年・アメリカ

監督:
  • テリー・ジョージ
主演:
  • ドン・チードル
出演:
  • ソフィー・オコネドー 、ホアキン・フェニックス 、ニック・ノルティ 、デズモンド・デュベ 、デヴィッド・オハラほか

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アフリカの民族戦争の最中、ホテルに難民(?)をかくまってみんなを救った一人のホテルマンの話です。ずっと見たくてずっと見れなかったのですが、ようやく見ることができました。正直な話、期待しすぎてた感はあります。評価とかかなりいいんですが。でも決して面白くないわけではありません。

ちょうど同時期に「ブラッド・ダイアモンド」を見たので、同じアフリカの現状を描いた映画でしたが、先に見た「ブラッド・ダイアモンド」の方が遥かにパンチがあったので、かなり印象が薄くなってしまいました。ちょっと運が悪かったかもしれません。

主演はドン・チードル。有名どころでは「オーシャンズ」シリーズや「クラッシュ」に出ています。まじめな役もこなせるんですが、「オーシャンズ」のようなコミカルな役のほうが合ってる気がします。苦悩し奔走するホテルマンの役をよく演じています。奥さん役にはソフィー・オコネドー。全然かわいくないんですがどっかで見たことあるなぁと思っていたら、「イーオン・フラッグス」に出ていたあのイーオンの同僚!足が手になっている気持ち悪いやつ!!でした。あとブルース・ウィリスが悪役を演じる「ジャッカル」にも出ているらしいですが、全然思い出せないんで今度もう一度「ジャッカル」を見てみようと思いまくり。伝説のクソ映画「サイン」で宇宙人相手に満塁ホームランをぶっ放したホアキン・フェニックスも出ています。

ストーリーはアフリカのルワンダ民族紛争を描いており、実話に基づいた構成になっています。対立する二つの民族が殺し合い、やがて大虐殺に発展していく。そんな中で居場所を失った人たちを自分のホテルに招きいれ、何とか守り抜くという話です。僕はバカなんで、詳しい情勢などは知らずに見たので、若干ハナシが難しく感じました。高級ホテルの支配人として培ったあらゆるコネを使って困難を乗り越えるんですが、敵(?)の軍にも仲間がいたりして、国連軍とか反乱軍とか、関係がよくわからなかったです。。
すみません。。。

実話に基づいたほぼドキュメンタリーの内容なので、重要なのは映画の出来ではなく、この映画から何を学び、何を考え、自分はどうするかということです。派手さはありませんが、一人でじっくりと見たい作品です。
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ブラッドダイアモンド

キャスト:75
ストーリー:85
映像:75
総合:78
評価:AA






2006年・アメリカ

監督:
  • エドワード・ズウィック
主演:
  • レオナルド・ディカプリオ
出演:
  • ジェニファー・コネリー 、ジャイモン・フンスー 、マイケル・シーン 、アーノルド・ヴォスルー 、カギソ・クイパーズほか

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今年見た映画(現在2007年6月)の中ではダントツトップです。「シティ・オブ・ゴッド」以来の衝撃を受けましたね。頭をハンマーで殴られた感じです。おそらくマイベスト10に入ってくるのではないかと。。ダイヤ好きな人も、そうでない人も必見です。

まずキャスト。レオは「ディパーテッド」以来自分の中で評判がかなりうなぎ登りなんで、今回もいい演技してました。(タイタニックの時なんかどうなってしまうのかと思いましたが。。)まぁちょっと型ができてきた感じなんで、その型にはまり過ぎるとあとあと厳しそうな不安もありますが、「悪人だけど、芯はそんなに悪くないチンピラ」役を上手く演じています。
あとジャイモン・フンスー(黒人のサイモン役)。この人の演技はメッチャメッチャメッチャ迫力あります!!この人の演技がこの映画のリアリティとレベルをぐんと上げています。

肝はストーリー。核となるアフリカの実情や現状などはほぼ実話であろう(具体的な企業名などはフィクションですが。←それでもモデルの宝石会社はありそうだけどね)その内容がすさまじい。もうショッキングですよ。アフリカの危険な話はよく見聞きしますが、何でも利用されているんですね。劇中でアメリカが世界のダイヤの2/3を独占しているといっており、レオが「諸悪の根源」と軽く言っていましたが、これを見てるとそうでないとは言い切れないです。。とにかく一刻も早く見ることをお勧めします。無理でしょうが、できれば映画館で!

やはりこのような半ドキュメンタリー映画はかなり衝撃もでかいですね。でもこれをみんなが見たところで何も変わりません。金持ちはダイヤを買い、アフリカ人は皆殺しにされる。この状況は全く変わりません。自分も将来買うでしょう。しかし見るべき。見て考えるべき。今すぐ劇場へ!

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ファイトクラブ

キャスト:70
ストーリー:70
映像:70
総合:70
評価:AA






1999年・アメリカ

監督:
  • デヴィッド・フィンチャー
主演:
  • ブラッド・ピッド、エドワード・ノートン
出演:
  • ヘレナ・ボナム=カーター、ミート・ローフ・アディ 、ジャレッド・レトー 、ザック・グルニエ

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出ました高得点。この映画はホント好きで、VHSを購入してかれこれ10回は見てると思います。ブラピもエドワードノートンも好きだし、ストーリーも好きだし、言うことなしです。ちょっと無理やりな感じはありますが。

まずキャスト。ブラピ、エドワード、ヘレナの3人で成り立っている映画です。他はどうでも良いです。3人で十分楽しめます。それぞれがかなりなりきっていい感じに演じています。個性出まくりです。このブラピに未だに憧れますからね。欲望に素直に生きることを思い出させてくれます。あと監督のデヴィッド・フィンチャーも好きです。「セブン」もそうでしたが、スタイリッシュな映画が良いですね。

ストーリーは若干無理がある部分がありますが、十分楽しめます。度を越したいたずらをする、ブラピ率いるスキンヘッド軍団「スペースモンキーズ」もかなりカッコいいしね。人を殺すとかじゃなくて、「クレジットカード会社のビル(夜中の無人のとき)を破壊して借金を無くそう」というようなアホみたいなスタンスも大好きです。笑いもあるしかっこよさもあるしメッセージも込められている。最初から最後まで楽しめる一本です。

この前知人と一緒に見てて、途中で見れなくなって見るのをやめたんですけど、その後しばらく「続きみたいなぁ」と気になってました。今まで何回も見てるのに。それだけ面白いって事ですよ。
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パイレーツオブカリビアン3 THE WORLD'S END

キャスト:40
ストーリー:30
映像:40
総合:37
評価:C








2007年・アメリカ

監督:
  • ゴア・ヴァービンスキー
主演:
  • ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム
出演:
  • キーラ・ナイトレイ 、ジェフリー・ラッシュ 、ジョナサン・プライス 、ビル・ナイ 、チョウ・ユンファ 、ステラン・スカルスガルド 、ジャック・ダヴェンポート 、トム・ホランダー 、ナオミ・ハリス 、デヴィッド・スコフィールド 、ケヴィン・R・マクナリー 、リー・アレンバーグ 、マッケンジー・クルック 、デヴィッド・ベイリー 、キース・リチャーズ

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大人気ディズニー映画の第三弾。一応3部作といわれていますが、まず4以降もやるでしょう。しかしこの3、どうなん?いまいち面白くなかったのは俺だけ?期待しすぎたからでしょうか。。

キャストに関しては「デップ様」って感じですね。やっぱりデップが出ていないときは華がない感じは否めません。他の役者も豪華な面々が揃ってはいるのですが。みんな完全に「ジャック」を観に来ているんで。自分はキーラ・ナイトレイはあんまり好きじゃないんで、ヒロインが自分好みの女だったらキャストの点数ももっと上がっているかもしれん。。チョウ・ユンファが脇役の中では目立ってました。死ぬ前に「カリプソ」をキーラだと勘違いしていたのは「?」って感じでしたが。しかし毎回思うがこの人ってプロレスラーの武藤に似てねぇ?今回は特にスキンヘッドにヒゲだったんで。あとジャックの父親役にキース・リチャーズがチョイ役で出演しています。

みんな思ってるかもしれませんが、ジャックっていったい何歳の設定なん??おかしくね?そんなに年いってる感じじゃないのに、結構前から「海賊長」っぽいし。。まぁそんな細かいところはみんな気にしていませんかね。あと最後の方に「海賊評議会」なるものがあって、そこで世界の海賊長たちが会議をするっていうのがあるんだが、その海賊長たちがショボイショボイ。男としては「どんなすげぇ海賊長たちが世界にはいるんだろう」って思うじゃないですか。でも弱そうなジジイとか怪しいババアとかでさ~。しかも最後にみんなで力を合わせて戦おうって時にそいつら何もしてませんから!!んで勝ったらちゃっかりみんなで喜んでますから!!

あとストーリーはよくわかりません。3作の中で一番ややこしい話しになっています。裏切ったり寝返ったり、ディズニー映画なんだしもっと単純でいいんちゃうの?子供が見たら解らんでしょうが。あと「カリプソ」ね。あれって必要?ものすごく恐れてたみたいだけど、最後に渦巻き作っておしまいでしょ?しかも人間じゃないなら何なの?姿形はないのか?でもタコ男と恋をしていたんでしょ?わけわかりやせん。。さらにジャックの幻覚シーンがまたよくわかりません。石のカニとか。ついでに言うとジャックのギャグもあんまり面白くありません。前作とかは会場が笑いに包まれたりしたのに、今回は静かでしたねぇ。
2の批評で書きましたが、ジャックとエリザベスの恋愛はやっぱりいらないじゃん!!ただの引き立て役っしょ完全に。
まぁでも最後のほうは海賊らしく戦ってましたので、観れなくはないです。期待しすぎた俺がバカだったか。正直漫画のワンピースの方が面白い。

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ディパーテッド

キャスト:70
ストーリー:70
映像:60
総合:67
評価:A








2006年・アメリカ

監督:
  • マーティン・スコセッシ
主演:
  • レオナルド・ディカプリオ、マッド・デイモン
出演:
  • ジャック・ニコルソン 、マーク・ウォールバーグ 、マーティン・シーン 、レイ・ウィンストンほか

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韓国映画「インファナル・アフェア」の、マーティン・スコセッシ監督によるハリウッドリメイク版。「韓国版より面白い」「韓国版よりつまんない」と、世間では賛否両論分かれるようですが、僕は完全に前者です。間違いないです。だって、役者のレベル(見た目も演技も)が違うですから!

主演は、なんか久しぶりに映画で見た気がするレオ様(ディカプリオ)と、マット・デイモン。この時点でかなり気になる映画ではありますが、やはり演技派の二人だけあって、納得の演技内容。極度の不安の中で葛藤し、精神的に危うくなりながらも正義感を持って任務を遂行するディカプリオと、本当は正義感を持っているが、恩のあるマフィアのボスとの狭間で葛藤し、マフィアのスパイとして警察内で活動するマット。間逆な立場、性格の二人と関係を持ち、葛藤する女性心理科医。それぞれの思いや苦悩がにじみ出ています。特にレオの演技がすばらしい。最近は「アビエイター」や「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」など、パッとしない印象だったが、「やっぱカッコええなぁ」と思ってしまいますた。個人的にディカプリオの映画(演技)では「ギルバート・グレイプ」や「バスケットボール・ダイアリーズ」が好きで(あと「ビーチ」も結構好き)、子供ながら「ギルバート・グレイプ」の名演技でアカデミーにノミネートされ、一躍世界に躍り出た演技派だってことを思い出しました。当然、今年も主演男優賞でノミネートされています。個人的には、受賞いけるんじゃないかと思っていますが。。
そしてそしてそして、やはりジャックニコルソンですわ。マットを小さいころから息子のように世話し、警察に入ったマットに対してマフィアのスパイ役をさせるというマフィアのボス役なんですが、これがめちゃめちゃカッコいいんです。雰囲気出すぎ。やっぱ重鎮の演技は違う。マットやレオの演技も良いけど、伊達に激戦区ハリウッドで何十年のキャリアを持ち、評価されていないっすよ。

ちなみに監督のマーティン・スコセッシは2007年アカデミー賞授賞式を前に、全米監督組合賞を受賞している。アカデミー賞には作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞(マーク・ウォルバーグ)にノミネートされている。

唯一難点を挙げれば、女性心理科医か。これがビミョーなんですよ、ホントに。マット、レオ共に関係を持ち(先にマットと付き合っていて、その後レオと関係を持つ。マットとレオはお互い知らない。結局レオは振られてマットと付き合い続ける)、最後にレオの遺言を聞く・・という立場なんですがね。こいつだけ浮いてるんだよなぁ。全体のレベルを下げている気がする。ストーリーは原作に忠実にしているのかも知れんが(ちなみに僕はインファナル~はまだ見ていません(多分。。見たけど全く覚えていないだけかも)、もっと深く突っ込んできても良かったと思うんだよね。
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オーシャンズ11

キャスト:70
ストーリー:70
映像:60
総合:67
評価:A








2001年・アメリカ

監督:
  • スティーヴン・ソダーバーグ
主演:
  • ジョージ・クルーニー
出演:
  • ブラッド・ピット 、ジュリア・ロバーツ 、マット・デイモン 、アンディ・ガルシア 、ドン・チードル ほか

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大好きです。豪華なキャスト、ワクワクの展開、特につけ込むスキがない数少ない映画のうちの一本です。
まぁ言ってみれば11人の大泥棒の話なんですが、こんなにスタイリッシュでクールな泥棒ならばあこがれてしまいます。
実は1960年に公開されていて、そのリメイクです。(そんなのみんな知ってるって?)

キャストは超豪華。ジョージ・クルーニーとブラピ、ジュリア・ロバーツ 、マット・デイモン 、アンディ・ガルシアなどそうそうたる面子が。それぞれが大ヒット作の主演をこなせます。どんだけギャラかかってんだよっ!てな感じ。監督のスティーヴン・ソダーバーグは他にオーシャンズ12,13(13は2007年公開予定)、他にも「トラフィック」や「インソムニア」など色々撮っています。あと「シリアナ」でジョージとは一緒にやっていますね。(この作品は主に脚本。監督はジョージ・クルーニーが自分でやったという宣伝になっていましたが、スティーヴン・ソダーバーグを含めて4人います)
「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル も出ています。コミカルな役柄で、個人的には「ホテル・ルワンダ」のようなまじめな役よりもコミカルな役のほうが合っている気がします。顔がすでにコミカルだしね。とにかくキャストは大満足。「ボーン・○○」シリーズのマット・デイモンもさすがにこの面子相手じゃ霞みます。

その豪華なキャストをフルに使用してスリル満点の泥棒劇を繰り広げるんだからストーリーも面白くないわけが無い。ちょっと上手くいきすぎな部分もありますが、そこは映画なんで。ロケもラスベガスで行って(なんとベラッジオを貸しきって!!)、11人の標的とするベガスの3大カジノもベラッジオ、ミラージュ、MGMと実際にあるカジノですからね。さすがアメリカ。日本では考えられんよ。日本で言ったら、日本の3大銀行(UFJとかみずほとか)が実名を出して根こそぎ泥棒にお金を盗まれるっていう感じですからね。綿密に練られた計画をそれぞれ特技を持った11人が遂行していく。だが敵(アンディ・ガルシア)も一筋縄ではいかない。もうね、とりあえず見てください。誰と見ても面白い、そんな映画です。

あとね、個人的に超デカイ四駆の自動車と同じ型のラジコンを走らせて競争するところが好き。
あと有名なベラッジオの噴水ショーが最後に出ます。幻想的。

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インビジブル2

キャスト:35
ストーリー:30
映像:40
総合:35
評価:C








2006年・アメリカ

監督:
  • クラウディオ・ファエ
主演:
  • クリスチャン・スレイター 、ピーター・ファシネリ
出演:
  • ローラ・レーガン 、デヴィッド・マキルレース 、ウィリアム・マクドナルド 、ソーニャ・サロマ ほか

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ポール・ヴァーホーベン監督の「インビジブル」の続編。原題は「HOLLOW MAN」(透明人間)なんで、日本題名もシンプルに「THE・透明人間」とかにすれば意外にもっと売れたんじゃないかと2時間の間ずーっと考えておりました。そんな感じの映画です。途中30分くらい見てなくても無問題です。でも好きです、この手の「マジメにA級映画を狙ってるんだけど完成度は全然B級のちょっとハラハラする要素が込みの映画」が。重い映画の間に一本挟むといい感じです。寿司のガリ的な感じで。

まずキャスト。前作はケビン・ベーコンが演じていた透明人間役を今度はクリスチャン・スレーターが演じています。賛同者はいないと思いますが、超個人的にこの2人は雰囲気が似ている気がします。微妙に華が無いとことか、髪が微妙に薄いとことか。。
でもクリスチャン・スレーターは好きです。カッコよすぎないところが。今回は元軍人役ですが、この人は軍人役、しかも結構優秀な軍人役が多い気がします。(「ブロークン・アロー」なんかもそうだったなぁ。あれはトラボルタのための映画だったけど)、でも「強い軍人」には見えないんだよね~。
強いとは言え今回は透明人間なので、出てくるのは終盤だけ。撮影もほとんどしてないんじゃない?で、メインで出てたのが科学者役のローラ・レーガンと刑事役のピーター・ファシネリ。むしろこのピーターが主役じゃないの?って感じです。この人、トムクルーズに似てると思うのは俺だけ??
ローラ・レーガンは結構かわいい。ショートヘアが。結構なおばさんだけどね。あんな科学者絶対いねぇって。その他はどうでもよい感じです。

ストーリーは、全く持って特筆するとこ無し。軍の究極兵器「見えない兵隊」の被験者にクリスチャン・スレーターが選ばれて、透明化には成功するんだけど、緩和剤を打ってもらえず死にそうになって暴走する。緩和剤を唯一作れる科学者のローラが狙われてそれをピーターが助ける、といった内容です。
軍に利用されるとことか、全然新しさのかけらも無い。むしろ「1」でそうならなかったのが不思議なくらいです(「1」は研究所内だけの話だったんで)まぁそんくらい単純だからこそ肩の力を抜いて見れて、個人的な評価が上がっているんだけど。。。

映像は「1」の方がインパクトはあったと思います。今回は恐怖感も全く感じなかったし。もっと「透明人間」ならではの怖がらせ方の演出をして欲しかったなぁ。

でも男にとっては誰しも一度は夢見ることですから。ロマンがありまんがな!

え?俺だったらまず何やるかって??
そりゃぁもちろん!
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SEPTEMBER TAPES(セップテンバー テープス)

キャスト:65
ストーリー:60
映像:85
総合:70
評価:AA








2004年・アメリカ

監督:
  • クリスチャン・ジョンストン
主演:
  • ジョージ・カリル
出演:
  • ワリ・ラザキ他

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ユナイテッド93やワールドトレードセンターと同じように9.11を題材にした映画。仕事が終わって夜の2:00くらいから見始め、「つまんなかったら寝よう」位の気持ちで見始めたが最後、とんでもない映画じゃないですか!
この映画の一番の醍醐味は、「これマジ?」という、どこまでが本当なのかが分からないところ。完全にドキュメンタリー映画じゃないかと思ってしまうほど(実際にそう思っている人も沢山いるはず)リアルに作られています。ものスゴイっスよ。

アフガニスタンのある場所で8本のビデオテープが見つかった。それは、9.11テロの航空機に搭乗していた妻を亡くし、事件から1年後にビンラディンの消息を追って来たドキュメンタリー監督、ドン・ラーソンの取材テープだった、という感じのストーリー。彼がアフガニスタンで録音した日記代わりの8本のボイステープと、映像を基に映画にしている、という内容の映画です。詳しくは映画を見てくれという感じですが、やはりこれはフィクション映画みたいです。がしかし!作品中に出てくる銃や賞金首ハンターなどは紛れも無く本物らしい。だからこその圧倒的なリアリティ。いろいろ調べましたが、どこまでが本当でどこまでが嘘なのかはいまだに良く分かりません。

主人公のアメリカ人は、全てを捨てて覚悟を決めてアフガンに来ている。彼がまた無茶するんです。見ているこっちが心配になるくらい。奥さんをテロで亡くしたというのは最後のほうで分かるので(大体予想は出来ましたが)、「なんでそこまですんの?」みたいな場面がメッサありまくりです。彼の演技がまたすごい。目がね。イっちゃってるんですよ完全に。取材はアメリカ人の主人公と通訳兼ガイドのワリ、無口なカメラマンのソニーの三人で行うんですが、ワリなんか途中まで完全に引いてますから。このワリもなかなか好演技。主人公は劇中の名前と本名が違うが、ワリとソニーは劇中と本名が一緒っぽいんで、やっぱり本当なのか?と思わせられました。

あらかじめストーリーやセリフは用意されていたみたいですが、さっきも言ったように相手は大抵が本物。それだけに映像もありえないくらいリアル。綺麗とかいうのではなく、そういう意味で映像は高評価です。飛び交う銃弾、ミサイル。劇中で何人も人が死ぬとか、血が「ビシャー」とかじゃないですが、下手な戦争映画の100倍はリアルです。
宣伝でも言っていますが、撮影後、テープは米国政府に押収されたそうです。理由は「米国にとって脅威になりうる」から。いまだに8時間分のテープは返却されていないようです。そこには何が映っているのか、とても気になりまんがな。

劇中でも言っていましたが(こんなハナシは今まで散々出てますが)、やっぱりどう考えてもアメリカがビンラディンを捕まえられないわけが無いっすよ。石油権利を巡ってアメリカとビンラディンが影で手を結んでるとか、やっぱありえますよね~。

てゆうか、宣伝(TV用の30秒CMや他の映画が始まる前の短くまとめたやつね)の出来は最悪です。やたら「ブッシュよ、何を隠してる?」とか言ってたけど、そこじゃねえだろ!!そういう安っぽい文句をつけると中身も安っぽくなっちゃうジャン。本当に伝えたいことってそこじゃないんじゃないの?それも大事だけど、見た人それぞれが戦争や平和についてどう考えるかでしょ。ワリはアラブ系アメリカ人でイスラム教徒ですが、9.11テロに対する怒りをあらわにする主人公に対しては反対する。「アメリカが悪いから」「もっとひどいことをされてきた」と。しかし主人公はテロで妻を亡くしたという事実を知り、自分の命が危険だと分かっていても主人公の願いを叶えるために危険地帯へ共に行くことを決意する。

いつだって争いにはそれぞれの理由がある。ただ争いはまた新たな争いを生む。憎しみの連鎖ってやつですね。とても深い映画です。久々の高得点。納得の一本です。

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HOSTEL(ホステル)

キャスト:25
ストーリー:15
映像:15
総合:18
評価:E










2005年・アメリカ

監督:
  • トニー・ジグリオ
主演:
  • ジェイ・ヘルナンデス
出演:
  • デレク・リチャードソン、エイゾール・グジョンソン、バルバラ・ネデルヤコーヴァ、リック・ホフマン、三池崇史ほか

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DVDで見ましたが、映画館で高い金払って見ないでよかったです!

全然面白くないッス!

タランティーノがどこまで関わっているのか知りませんが(制作総指揮も他に2人いる)、こんなんだからいつまでたってもあんたはこの程度なんですよ。

とにかくこの映画は中途半端。自分は微妙なB級・C級映画は好きなんですが、、、この映画の立ち位置が分からん。

キャストは特に特筆すべき点は無し。日本好きのタランティーノが関わっているからなのか、日本人の女の子が被害者役で出てきます。その女の子が顔半分をバーナーで焼かれ、目玉がこぼれ落ちてそこから「そんな色の液体は人間から出ねーだろー」的な黄色い汁がドロドロ。決して怖くは無い。そして他の名作ホラーのように笑えもしない。もうメンドくさいんでこのくらいで乙。
と言いつつ「HOSTEL2」は観てしまうのだろう。そんな俺はタランティーノのファン?

CHAOS(カオス)

キャスト:20
ストーリー:40
映像:35
総合:32
評価:C








2005年・アメリカ

監督:
  • トニー・ジグリオ
主演:
  • ジェイソン・ステイサム
出演:
  • ウェズリー・スナイプス 、ライアン・フィリップ 、ジャスティン・ワデル 、ヘンリー・ツェーニー 、ニコラス・リーほか

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ジェイソン・ステイサム主演のサスペンス映画。観てから1週間経っていませんが、もうほとんど覚えてないッス。
主演は「トランスポーター」「ミニミニ大作戦」に出ているジェイソン・ステイサム。自分この人嫌いなんすよ。なんかヨーロッパ人独特のスカしてるオーラぷんぷんじゃないすか。「ミニミニ大作戦」みたいなスカシ役ならハマるんだけど、こういう「かっこいい」役やトランスポーターみたいな「まじめな正義」役はダメね。あと「クラッシュ」「父親たちの星条旗」に出ているライアン・フィリップ。切れ者の若手刑事役ですが、無難にこなしています。ウェズリー・スナイプスはいいんじゃないですか。でも重要な役周りなんですが微妙に影が薄いと言うか、別にお前じゃなくてもよくない?みたいな気もしないでもない。。。
あとはあんまり覚えてねッス。

ストーリーは、複雑に見える現象も簡単な方程式で表せるというカオス理論を題材に、警察内部に精通した銀行強盗と、2人の刑事の攻防を描くクライム・サスペンス。シアトルの銀行を武装強盗団が襲撃し、リーダーのローレンツ(ウェズリー・スナイプス)は、交渉人にコナーズ刑事(ジェイソン・ステイサム)を指名する。交渉中、一味は警察の裏をかいて逃走してしまうが、銀行からは何も盗まれていないことが判明。コナーズは新米刑事デッカー(ライアン・フィリップ)と組み、不可解な事件を追うが……。二転三転するスリリングなストーリー展開に最後まで目が離せない。

↑メンドくさいんで、Webから引っ張ってきた。こんなストーリーです。

かなり眠くなる映画です。カオス理論で引っ張って、最後にどんでん返し、思い出してみれば「すべてのピースは1つに!謎は全て解けた!」という金田一的なよくある映画です。超個人的に主演のジェイソンが嫌い。だからあんまり。ファンの人ゴメン。

BABEL(バベル)

キャスト:70
ストーリー:70
映像:55
総合:65
評価:A




2007年・アメリカ

監督:
  • アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
主演:
  • ブラッド・ピッド
出演:
  • ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊池凛子、アドリアナ・バラッザ、エル・ファニング、二階堂智ほか

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面白いです。
いろいろと一般人からの書き込みなど評価を見ると、かなり酷評されているようですが、僕的には面白かったデス。
「アカデミー賞ノミネート」や「ブラピ主演」のCM効果で皆さん派手な映画を想像して行ったのでしょう。そういう人ならばがっかりしてしまいそうな内容ですね確かに。地味ですから。特に日本人って、その映画の中で問題提起があって、キチンとそれが映画の中で完結していないとダメな人が多いんですよ。「金払ってるんだから最後までわかりやすくちゃんとやれよ!」みたいな。まあそんな人たちはほっといて~

まじめなハナシ、とても深い映画です。「crush(クラッシュ)」に似てるかな。「クラッシュ」はある交通事故を通じて、そこに関わる人たちの人間模様を描いた映画でしたが、今回はそれが一発の銃弾。その一発の銃弾が人々を繋ぎ、人々を引き裂く。「人は繋がっている」ということを意識させられる作品です。

まずキャストです。主演?のブラピはいい感じ。僕はこの人メッチャ好きなんで。知り合いから聞いた話では、ある映画好きの掲示板に「ブラピじゃなくてもよかったんじゃない?適当な三流の役者でいいのに」みたいなことを言っちゃってる「映画好き」がいたらしいですが。それは裏を返せばブラピの演技がすばらしいということ。だってその人はどうせ「ファイトクラブ」的なかっこい~いブラピを想像していたんでしょどうせ。主演を三流役者でいいよって言ってる時点でどうかしちゃってますが。。ブラピはまじめな役もキチンとこなせる役者なのです。あと役所や菊池凛子の演技もなかなかどうして。菊池の体当たりヌードはすごいね!「どんだけやりたいんだよっ」て感じです。でも自分が彼女の置かれている状況になったらそうなるかもしれない。みんなが騒ぐのも分かるくらい迫真の演技です。

ストーリーに関しても秀逸です。こういった考えさせられる映画は大好きです。あと最後のスタッフロールで気づいたんですが、モロッコとアメリカ、日本とメキシコと全て撮影スタッフが違うんです(ある程度は固定されているでしょうが)。それを上手く編集しているなあと感心。映像に関してはモロッコの大自然は綺麗。ただ日本の女子高生の描写がね。ちょっと前?を意識してるのかと思いますが、惜しい!って感じ。それでも他の映画に比べたらかなりいい線いってます。

ブラピの子供の乳母さんとモロッコの家族に関しては報われずにかわいそうでしたが、それがまさにリアル、みんながみんな幸せになることは出来ないという風に感じました。ブラピやケイト、役所や菊池が希望を見出す代わりに乳母やモロッコの家族は絶望していく。

末っ子を亡くし、その辛さから逃げ出しているブラピ。
そんな夫と決して分かり合えない妻ケイト。
妻を自殺で亡くし、娘とも分かり合えない役所。
母を亡くし聾唖で周りから蔑まれ孤独な娘菊池。
それぞれがそれぞれの混沌(バベル)を抱えて絶望し、一発の銃弾から希望が見えてくる。

息子が結婚し、幸せな乳母と乳母の甥。
家族のために念願のライフルを手に入れたまじめなモロッコ人とその家族。
彼らは一発の銃弾から逆に絶望の混沌へ。

あるマンガで言っていました。「いつだって、破くより描くことのほうが容易くて、解くより結ぶことのほうが難しいんだ」と。この映画に悪者は一人もいません。誰が正しくて誰が間違っているのか。何が正しくて何が間違っているのか。こんなにも近くにいるのに解りあえない、でも人は繋がっている。ほんの少しのきっかけで解りあえることもあれば崩れていくこともある。この映画に決まった答えはない。この映画を見た人それぞれが導き出すもの。いろいろと考えてしまう作品です。